自律ある人間の育て方

自律ある
人間の育て方

回、指示待ち人間が
なぜ出来てしまうのか?
について話しました。

それは、2つの自由がないこと
よって引き起こされているという
話をしたんですね。たとえば、

「この機械を使ってもいいのだろうか」
「これを触っても大丈夫かな」
「嫌われないようにしないといけないな」

そういう心の中に規制を
作ってしまっていること。


これを心の中の自由がない状態
っていうふうに言うんですね。

で、もう1つが、

「どうなにをしていいのかわからない」
「パソコンの使い方が
わからなくて調べ物ができない」


などの身動きがとれない状態を、
行動の自由がないとお話ししました。

この2つの自由がないことで、
指示待ち人間ができてしまう
ということなんですけど、

じゃあ逆に、この2つの自由、
心の中の自由と行動の自由がある人間は、
どういった人間なのかというと、

自律のある人間だということです。

自律のある人間っていうのは、

自分で自分の
行動を選べる人

であるとここまでお話ししていました。

今回どうすれば、自律のある人間に
なることができるのか
育てることが
できるのかについて話していきます。

自分で自分の行動を選べる人というのは、
自分が何者であるかという意識がしっかり
しているっていうことがあるんですね。

これをアイデンティティーと言って、
これがあるから、自らの行動に対して、
素直に安心して行動できるんですよ。

想像してみてください。

たとえば、あなたが道を歩いている時

身長が2mぐらいで、体格もごつく、
周りの太さが30cmとか40cmある
ボブサップみたいな黒人さんで、

「パンチを喰らったら、1発KOされそう」
な人があなたの方に向かって
歩いてきたら、どうしますか?

・・・

僕だったら、ちょっと怖いんで、
ジロジロ見ないように、顔を背けたりとか

道を外れたりすると思うんですよ。

あなたの目の前で、
襲われる娘

でも、あなたが父親で、あなたの娘さんが
その黒人さんに絡まれそうになってたら、

どうしますか?

娘さんが「いや離して!」とか言っても
なかなか離してくれないという状態に
出くわしてしまったら、どうしますか?

殴られたら、倒れるかもしれません。

・・・

やっぱりそれでも、助けにいきますよね。

かわいいあなたの娘さんだったら、
絡まれて、襲われそうになってたら、
助けに行きますよね。

これがアイデンティティーです。

ちょっと怖い黒人さんでも
「あの子の父親だ」という
アイデンティティーがあるから

助けに行かなくちゃと思って、
行動ができるんですね。

じゃあ、このアイデンティティーは
どうすれば、明確に、はっきりと
させることができるのかというと、

実は、

”ある”2つの行動

があるんですね。それは、

具体的な行動を指定してあげることと
共通の行動様式を共有することです。

具体的な行動を指定するって
どういうことですかっていうと、

たとえば、

お医者さんのアイデンティティーに

「医者は、人と飲んでいるときに
酔いつぶれてはいけない」

というものがあるそうです。それは、

自分も酔いつぶれてしまったら、
面倒を見るものがいないからだ
ということなんですね。


そういう風に具体的に
行動に規制をかけたことで、
アイデンティティーが定まったんですね。


だからつまり、

「丸々というものは、なになにをしてはいけない」
「まるまるは、なになにをするものだ」

というように、ちょっとした

行動に規制、
行動を促す考え方

を教えることで、
アイデンティティーが定まる
と言えるんですね。

共通の行動様式はなにかというと、

会社であれば、毎年の恒例行事、
忘年会があったりします。

他には、やり方。
「あ、あの人は、うちの会社の社員さんだ」
ってすぐにわかる挨拶があるとか、

制服やユニフォームもそうですよね。
私服から指定された服に着替えることで

気持ちが変わりますよね。

チームとしての服を着ることで
「変なことできないな」とか。

そういう会社全体としての

集団としての行動様式

があると、

「私はまるまる会社の社員なんだ」
アイデンティティーが定まっていきます。

まとめると、
自律のある人間っていうのは、
自分で自分の行動を選べる人のことです。

自分で自分の行動を選べる人というのは、
自分が何者であるかという意識
(アイデンティティー)がしっかり
としている人のことで、

「私は父親だ」「母親だ」
とかありますよね。

アイデンティティーを
はっきりとさせるためには、


具体的な行動を指定してあげることと
共通の行動様式を共有すること

この2つを心がけてやってみてください。

ありがとうございました。

竹原貴志

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